主にゲームと映画

ゲームや映画に関する感想等を書きます。ネタバレはあります。

スーパーマリオ オデッセイ

クリア前

マリオデ、月まで行ったけど面積あたりのマップの密度は最近のゲームじゃ一番なのでは。最初マップを開いた時は「意外と狭いな」と思うけど、隅々まで探索した後にムーンのリストを見ると半分も集めてなくて驚いてしまった。

あとは、都市のリアル路線→(ちょっと飛んで)→料理の国のファンシー路線→亡びた国の西洋路線→クッパの国の和風路線
という世界観バラバラな感じかすごく好みだった。特にあのドラゴンが出て来た時のマリオじゃない感は、本作だからこそ欠点ではなく魅力になっている点だと感じた。

ので、もっと「これマリオじゃねーだろ」みたいな敵やステージをもっと用意してくれても良かったかも。と言ってもマリオじゃない感を出そうとしたら、ポップでデフォルメされた感じは多分許容されるので、リアル路線に行くしかないのだけど。

クリア後

64やサンシャインの系譜だと思っていたけど少し違って、ピーチ城やドルピック島の様なエントランスは撤廃され、強いて言えばそのポジションとなる都市の国も1つのワールドとして登場している感じ。

ワールドの中のコース選択が無くなった事により、よりシームレスなプレイが楽しめる様になった。チェックポイントにワープした際のロード時間も問題無い長さで、また残機の概念もオミットしたり等快適な作り(元々残機システムも0になってもまた増やせるので無意味と言えば無意味だったし)。

ムーン集めは非常に良く出来ていて、見つかりにくい場所にそのまま置かれている物や、その場でミニゲームをこなす物など、バリエーションに富んでいる。また、アイテム(ムーンは勿論、コイン等も)は本当に至る所に置かれていて、「ここ何かありそう」と思った所にはほぼ必ずアイテムがあるので、探索し甲斐があるし、プレイヤーに気を抜かせない作り。

マリオデを総括すると、「プレイヤーの探索欲に十二分に応える作品」。マップを進むと出てくる寄り道ポイントはとりあえず無視してメインルートを進むスタイルもあるけど、自分は寄り道見つけたらすぐ寄っていく横道にそれまくりスタイルだった。

 

(2017/11/04)